「広報一兵卒からのステップアップ~組織の中でどうブレークスルーするか」 ワークショップ実施しました。

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IABCジャパンは2013年10月29日(火)、赤坂の赤坂区民センターで、「広報一兵卒からのステップアップ~組織の中でどうブレークスルーするか」を開催しました。
当日は、9人にご参加いただきました。

セミナーでは、第1部にIABCジャパン代表の雨宮と副代表の清水が講演。第2部は、現在抱えている課題を共有しました。

雨宮は、自身のキャリアを振り返り、組織の中でコミュニケーション職の仕事を拡充させていったポイントを紹介しました。
具体的なアクションプランとして、コミュニケーションの仕事は定量的な評価がしづらいため、「コスト」を起点にすることを提案。コミュニケーションにかかわるツールやプロセスを見直し、コストを目に見える形で削減することも可能だという観点などを紹介しました。

副代表の清水は、コミュニケーション職としてのキャリアの積み方を解説。組織の中に残る、代理店に転職する、独立する、教育の世界に行くなど、幅広い選択肢があることを説明しました。

第2部はワークショップです。
グループに分かれて、現在抱えている課題を出し合い、全体で共有しました。

・組織の中で広報の仕事に対する理解が得られない
・グループ広報において、各社広報のモチベーションにムラがある
・広報担当者の人材育成の進め方
・上司の広報マネジャーがローテーションで広報経験がない

などの課題が出されました。

全般として、いまの部署で、広報の仕事のバリューを自分でも確信を持て、社内の他の部署に認められるにはどうしたらよいかということを課題と感じている方が多かったように感じられました。
こうした課題を、コミュニケーション職のプロフェッショナルとしての個人の成長もあわせて実現する形で解決していくことは、きっとできると思います。
2時間の限られた時間でしたので、具体的にどのような行動をしていくかを検討するまでには至りませんでしたが、今後も、IABCジャパンは、キャリア、グローバル、あるいはコミュニケーションの仕事の価値の内省などをワークショップで行い、企業や立場を越境した「考える場」を創り出していきます。

ぜひご参加ください。